「ピアノを売りたいのだけれど、しばらくの間全く調律しておらず久しぶりに弾いたら、音が出ない鍵盤がありました。これじゃあ、買い取ってもらうのも難しいですよね…。」
そんな風に考えている方も多いですが、諦めるのはまだ早いです。
音が出ないピアノでも引き取ってくれる可能性はあります
湿気や乾燥、虫食いなど長らく放置していたピアノの音が出なくなってしまう理由にはいくつかの事象が考えられますがだからと言って、それが買い取り不可かどうか?は分かりません。
元の持ち主様から買い取り業者へとピアノが委託されそこから中古ピアノの販売市場へと出回る、というのがピアノ買い取りの簡単な流れですが引き取った後、買い取り業者がまず行うのはメンテナンス、そしてクリーニングです。
傷の有無や欠落している部品があるかどうか、などあらかじめ、見積の段階でヒアリングしていた情報をもとにピアノの現状をきちんと把握していきます。
細かい傷であれば、目立たなくなるような補修を施しますし鍵盤も、1度全て取り外した状態で内部に溜まったホコリやゴミ等を全て除去します。
音が出ない場合も、その原因を探り鍵盤に問題があるのであれば、研磨を行ったり取り換えたりと様々な手腕で整えていきます。
最後にワックスがけ調律まで行った上で中古ピアノを販売している業者へと渡すことになります
ですから、音が出ない=故障=買い取ってもらえない、ということに必ずしもなるわけではないということです。
もちろん、買い取り業者の方で直せるレベルなのかどうかはピアノを査定する見積段階で細かくチェックします。
まずは、自分が持っているこのピアノがいったいいくらで買い取ってもらえる可能性があるのか
確認してみてはいかがでしょうか?