不要になったピアノ。
「思い切って売ってしまおう!」と決断し放置しっぱなしだったピアノを久しぶりに見てみたらその劣化具合にビックリ…なんてこと、ありませんか?
ピアノは乾燥しすぎてもダメ、湿気がありすぎてもダメ、というデリケートなもの。
だからこそ、その買い取り価格はピアノの保存状態によっても大きく左右されます。
ピアノにも虫がわく可能性があることをご存知ですか?
木やフェルトなど、虫が大好きな素材で出来ているものなので実は、手入れを怠ると非常に虫に食われやすいんです。
特に、鍵盤部分のフェルトはよく狙われるようでゴキブリやカツオブシムシ類(衣類を好む虫)による被害にあうことも珍しくありません。
ピアノの細部やフレームの隙間などゴミやほこりが溜まりやすく、尚且つ狭く暗い場所をとても好むので大量発生の恐れもあります。
長い間使われていない、蓋も開けられていない状態のピアノには虫害による損傷が多く見られその状態によっては、買い取りが非常に難しい場合もあります。
実際の被害状況を詳しく見てみないことには判断できません
そして、業者によってピアノ買い取りに関する判断基準が違うためA社では買い取り不可だったものが、B社では値がつく…なんてこともあるんです。
また、多くの買い取り業者は買い取った後のピアノを、キレイに再生する技術を習得しています。
虫食いの被害にあった部品であっても、修正できる業者が増えてきているため1社がダメだったからと言って、そこで諦めてしまうのは早いかもしれませんよ。
可能であれば2~3社、多ければ5社程度実際に買い取ってもらった場合の価格(見積)を依頼してみるのが良いでしょう。