不要になったピアノ。
どうせだったら、誰かの役に立つ形で手放したい。
そういった風にお考えの方もいらっしゃるでしょう。
学校や病院など、寄付という形で有意義に使ってほしいというお考えもあるかもしれません。
ただし、この“寄付”に関してはなかなか思い通りにいかない場合も多いです。
実際に寄付したいと思った時どういった形で各施設へと渡っていくのでしょうか?
大体の場合は、役所などの自治体を介し寄付・寄贈の手続きを取るというのがほとんどです。
ただし、学校関連施設ですと既にほとんどの学校が音楽室や体育館に置くピアノを所持しているためよっぽどのことがない限り、寄付をお断りすることも多いのだそうです。
ピアノは、少なくとも年1回の調律等メンテナンス費用が発生しますから新たにもう1台を受け入れる余裕がないからです。
しかし、最も大きな問題となるのが輸送費・運搬費。
ピアノは、基本的に専門業者でないと運ぶのが難しくそちらへの依頼も含めると、20万円以上かかってしまうこともあります。
それを支払うのが寄付する側なのか、寄付される側なのか、そういった問題でスムーズにいかず
なかなか引き取り手が見つからない…というのが実情です。
また、それ以前にピアノが中古である以上、何かしらの故障や欠陥があればそれらも全て修理してからの寄付、となりますのでその費用に関しても検討しなければなりません。
所持し続けるにしても、手放すにしても、お金がかかるものである、ということは覚悟しないといけないでしょう。
寄付以外でも手放す手段を考えておきましょう
まずは自分のピアノが修理費や運送費を含めて、いったいいくら程度かかってしまうのか
知りたくはありませんか?
専門業者のほとんどが、無料で見積を提出してくれますので
試しに依頼してみるのも良いかもしれませんよ。